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ブラジルの家なき労働者、「ワールドカップは月の国で開くのか」

category - 経済
2014/ 06/ 13
                 

ブラジルの家なき労働者、「ワールドカップは月の国で開くのか」

[ワールドカップに正義のシュートを] 数千人が暮らすビニールテント村、サンパウロだけでも14箇所

チョン・ウニ記者 2014.06.12 11:06
 
 6月12日(現地時間)、世界の人々の耳目が集まる中でブラジルワールドカップが開幕する。ほとんどのマスコミが華麗な競技場内のサッカー選手の汗と鍛えられた筋肉に照明を当て、激しい戦いを予告している。では競技場の外の風景はどうか?英国のガーディアンは、ワールドカップ開幕一日前の11日(現地時間)、 現地インタビューでワールドカップ競技場による暗い影を伝えた。
 ガーディアンはまず、ブラジルで最大の都市、サンパウロの通りの風景は、 多くの人々の心配を確認させると報道した。ガーディアンは「ワールドカップは金持ちと貧しい人々の間の巨大な格差を確認させる」と説明した。
 


▲サンパウロ東部に設置された「民衆のワールドカップ」テント村姿[出処:ガーディアン画面キャプチャー]
 
 交通渋滞の中のサンパウロの丘の上で、「コパ ド ポヴォ(民衆のワールドカップ)」テント村の住民たちは、180メートルの大きさの輝くワールドカップ競技場が見える。 臨時テント村の上にブラジル国旗がはためいているが、テント活動家のヘレナ・サントスは競技場はまるで月の上にあるのではないかと話す。サントスは「これに多くの人々は憤慨しています。誰も試合を見ようとしません」と話した。
 競技場では最後の仕上げが行なわれていた。スポンサーは8億9000万ポンド(1500億円)を投資した。コカコーラの冷蔵庫とバドワイザーを提供する場所の横にはビザカードのATMが設置された。だが政府がこの地域に約束したインフラ改善には何の進展もなく、 多くの住民は自由に道を通れないことに怒っている。

家がない労働者運動、FIFAは「暴君」で「テロリスト」

 怒る人々の中にはFIFA(国際サッカー連盟)を「暴君」、「テロリスト」と呼ぶ「家なき労働者運動(MTST)」がある。
 「ワールドカップが私たちのためのものでないとすれば、おそらくそれはFIFAのためでしょう」。テント村居住民の食事の準備に余念がないギアナが話した。 「われわれには病院も、学校もありません。しかし競技場があります。たくさんの競技場がね」。
 6月11日、サンパウロのワールドカップ競技場の内部では、ブラジルサッカー代表チームが最初の対戦相手のクロアチアとの競技を控えて練習していた。 巨大な報道機関のスクラムの前で、ブラジル国家代表チームの肩は重そうに見えた。
 一方、ものものしい警備の中で開かれたFIFA総会で、最近窮地に追い込まれたFIFA会長ジェフ・ブラッターは、腐敗の容疑に対して肩を張り、FIFAは「社会を(良い方向に)作っている」と主張した。ブラッターはまた、FIFAの腐敗容疑が沸き上がる中で、高級ホテルの間を行き来し、5回目の会長職のための抱負を明らかにした。ブラジル執行委員のホセ・マリア・マリンは忘れられないワールドカップを約束し、 「パーティーは始まった」と宣言した。
 多くの旗が11日、バルコニーと自動車にはためいたが、 応援についての大衆的な歓呼は少ない。 前のワールドカップではブブゼラを吹いて、中央ヨハネスブルクに押し寄せた数千のテントとは強く対比される。

数千人のビニールスラム、サンパウロだけで14箇所

 5千人の野宿労働者の家であるスラム街を後にして、27歳のアデイルソン・フレイタスは最近、デモにも参加できない人々について、 精魂を込めて作成した負傷者記録が書かれた臨時の調理台にもたれて話した。
 「われわれはこちらに外国人がくるのかどうかに関心はありません。 事実、ワールドカップというアイディアは悪くありません。しかしそれはブラジル人のためだからではありません」と話した。 「恐らくもっとよく組織された2034年にでもすれば良かったのです。」
 民衆のワールドカップ・キャンプは一か月前に設置された。キャンプは倒産した建設会社が所有していた敷地の中央を占拠した。スラム街はビニールと木柱で建てられた。サントスによれば、こうしたスラム街はサンパウロだけでも14箇所あり、1か所に8千世帯が住んでいる。 彼は自分をキャンプを組織しながら五人の子供の面倒を見る手品を使う「チェ・ゲバラのお母さん」だと話す。
 しかしガーディアンは、彼がワールドカップがブラジルの土地と家がない人々の問題を世界化したことには同意すると伝えた。また、ブラジルで最大のサッカーファンのコリンチャンスのファンは、 新しい競技場への政府の投資を歓迎している。ワールドカップについては、多くのことが複雑な様相だという評価だ。

勝利した家なき労働者運動、12日夜、闘争勝利を内部で祝う予定

 だが家のない貧しい貧民も、教育と健康サービスを要求する中産層も、共に強調するのはFIFA、企業そしてサッカー界の腐敗への嫌悪だという。サンパウロの都市は地獄のような交通渋滞と大富豪のヘリコプターでおなじみだ。 「ワールドカップはヘリコプターを持っている人々のためのものです」とスラム街で暮らす人は笑いながら吐露する。
 狭い条件でも、キャンプは安全で清潔だった。 各ビニールシートには家族の名前と数が記されている。 厳格な登録は、キャンプに誰がいてデモに参加する彼らが誰なのかを記録する。 彼らは最近、政府から大きな譲歩を勝ち取った。
 「経済成長は巨大な企業家と銀行を大切にするだけです」とサントスは話す。 彼はまた、「ここにいるわれわれの月給は上がりません。われわれは住む所も着る服もありません。しかし今、われわれはここで勝利しました。われわれは他のテント村に行って同じような勝利を得るでしょう」と付け加えた。
 12日の夜、キャンプでは、巨大な祭りが計画されている。しかしガーディアンは「ワールドカップの開始を祝うためではなく、 最近政府から勝ち取った公共住宅建設の約束を祝うため」だと報道した。


転載元: なんぶユニオン

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