脱脂粉乳世代 2

真実を伝えたい

イスラエルとアメリカの犯罪…パレスチナ

ぼくね、中東のことはまったく素人やし、パレスチナのことについてもそれはおんなじなんですわ

で、そんな素人のぼくがパレスチナのことについて何を書くというねん…と、

自分にツッコみたい気もするんですけど、多分、このブログを読んでるみなさんの多くも

ぼくと同様の素人(=専門家でない人)ではないか…と思うところ、

ここは素人同士で、パレスチナのことについてほんの少しの学習をしてみよう…ということで、

このエントリーでは、ぼくの素人学習の過程をそのままそのまま書いていきますので

よかったらみなさんも付き合ってください



いきなり結論めいたことを言いますけど、現在に至るパレスチナ問題の決定的原因をつくったのは

第二次世界大戦終結後間もない1947年に国連総会で「パレスチナ分割決議」が採択されたことにあります

今、世界のあちこちでは「住民投票」なるもんが流行ってて、

相変わらず大国が自分たちの利益に叶う範囲でそれを利用したりしてますけど、

この「パレスチナ分割決議」に関しては、当時のパレスチナに居住するアラブ人(≒パレスチナ人)には

その是非を問う機会さえ与えられませんでした

(→これがパレスチナ人にとって、すべての「悲劇の始まり」です)


パレスチナの地は第一次世界大戦までオスマン帝国の支配下にありましたが (→支配者≠住民)

オスマン帝国が敗戦国となったせいで、今度はイギリスが支配者の地位につきます

(→またしても、支配者≠住民)

その根拠は、国際連盟により「委任統治」です 

(→これは平たく言うと、戦勝国に対する新しい植民地のご褒美です)


イギリスによる支配が始まった当時、パレスチナの人口は

アラブ人(≒パレスチナ人)700,000人に対してユダヤ人はたった56,000人と推計されています

(↑1918年にイギリスが行った人口調査による)


この人口調査を見たら一目瞭然やと思いますが、パレスチナの地には

圧倒的多数のアラブ人(≒パレスチナ人)とごく少数のユダヤ人が住んでて

そういう状況のもとでは、パレスチナ人とユダヤ人との間にとくに「争い」は起きず

パレスチナの地で、両者は共存してたんです


ところが、第一次大戦当時のイギリスが

ユダヤ人に対しては、「パレスチナの地にユダヤ人居住地(≒国)建設を約束」し、

アラブ人に対しては、「パレスチナの地にアラブ人居住地(≒国)の独立を約束」したことによって

その後、ユダヤ人国家建設を前提としたユダヤ人のパレスチナ大量移入を生じさせることになり、

だんだんと両者の間には緊張が生まれるようになりました

(→国連によるパレスチナ分割決議がなされた1947年には、
     パレスチナの人口比は、アラブ人(≒パレスチナ人)67%、ユダヤ人33%にまでなりました)


そして、「パレスチナ分割決議」で示された土地の分割内容はと言えば

人口比で67%を占めるアラブ人(≒パレスチナ人)にはなぜか43.5%の土地しか配分されず

逆に、人口比33%のユダヤ人に56.5%の土地が配分され、おまけに

肥沃な土地はそのほとんどがユダヤ側に配分されるという、

およそ、アラブ側には到底受け入れられない不公平なものだったのです

(→こういう意図的な不公平をみれば、この分割決議が誰の利益を最優先するものだったのか…が
     はっきりわかると思います)


この決議の投票に関しては、当時から国内のユダヤ人の圧力を背景にした、

アメリカの露骨な介入があったことも知られてまして、誰が考えてもアラブ側に圧倒的に不公平な分割案が

なんと国連総会の場で2/3の賛成を得て成立してしまったのでした


これが、そのときの国連のパレスチナ分割案です↓




パレスチナ分割案が国連総会で採択されてすぐ、この分割案に従って

ユダヤ人側に配分された地域にイスラエルが建国されます

これに対して、イスラエル建国に反対する「アラブ諸国」は幾度かの戦争をイスラエルに挑みますが

ことごとく破れてしまい、そのたびにイスラエルは自国の面積を拡大していきました


イスラエルによる領土拡大の推移はこれです↓
この変遷を見るとわかると思いますが、

ほとんどユダヤ人の住んでいなかったパレスチナの地に (→1878年の地図)

パレスチナの住民にはまったく寝耳に水のイギリスとユダヤ人側との間で合意された、

ユダヤ人国家建設を前提としたユダヤ人の大量流入が急速に進み、(→1946年の地図)

それでもなおユダヤ人がほとんど居住していなかったパレスチナ南部がなぜか

分割決議案ではユダヤ人側に配分され (→1947年の地図)

第一次から第三次中東戦争によってイスラエルはさらに領土を拡大し (→1949-1967年の地図)

パレスチナ側に残った唯一の広い地域であるヨルダン川西岸地区にまで「入植」という名の

占領地の侵奪を行い、現在では、イスラエルの国の中にかろうじてパレスチナ人居住区がある…

という状態になりました (→2008年の地図)

(それは言わば、現代版「ゲットー」であり、今でもまだ、パレスチナ人は
 「支配者≠住民)という屈辱を強いられています)


この戦争の過程で(特に第一次中東戦争)、イスラエル領土に配分された地域に

もともと居住していたアラブ人(≒パレスチナ人)が国外に追い出されて難民となりました

さらに、イスラエルは難民として逃れたアラブ人の財産(=主に土地)を没収し、

現在に至るまでパレスチナ難民の「帰還権」(難民がもともとの居住地に帰る権利)を認めていません

(「パレスチナの地の先住民である」(あるいは、そこは神から与えられた「約束された地」である)…として、
   パレスチナの地にイスラエル国家をつくることを正当化してきたユダヤ人が、
   自分たちの「大昔の帰還権」を正当化しておきながら、
   自分たちが追い出したパレスチナ難民の「直近の帰還権」を認めない…というのは
   すさまじい「二重基準」です)


中東戦争のアラブ側の主体は、主にパレスチナ以外の「アラブ諸国」でしたが

PLO(パレスチナ解放機構)が設立されてからは、パレスチナ人自身が

その後の反イスラエル闘争の主役になります


ここで話は少し横路にそれますが、「テロ」あるいは、「テロリスト」という言葉が

いつ頃から一般的に使われ出したのかな…と思い返してみると

確か、アメリカやイスラエルがPLOのことを「テロリスト」と呼んだのが始まりやったんやないか…と思います


自分たちに圧倒的に有利な配分さえ無視して、

パレスチナ人を支援する「アラブ諸国」との戦争に勝利するたびに

パレスチナの領土を侵奪して領土を拡大し

パレスチナ人の抵抗を「テロ」の一言で片づけながら、彼らが言うところの「テロ」があるたびに

イスラエルはそれを「口実」として、今日もまた、手のひらにある虫を握りつぶすかの如く、

パレスチナ人を虐殺しているのです




ここから、よくある思考について考えてみますが

イスラエルのパレスチナ人虐殺の「口実」を与える側にもその責任の一端があると思いますか?


ぼくが思うに、その「口実」とやらの種をまくのはいつもイスラエルです

だって、自分たちが受け入れたはずの分割案でパレスチナ側に配分された土地を

その後もずっと占領して、パレスチナ人の尊厳と命を日々傷つけているということが

彼らが「テロ」と呼ぶところのパレスチナの抵抗を生んでいるのですから


そして、いつもその「口実」(=イスラエル人の犠牲)とその報復(=パレスチナ人の犠牲)との間には

圧倒的な開きがあり、その圧倒的開きを前にして、

ぼくは、「イスラエルとパレスチナの暴力の応酬」…なんていう表現は使えません


それでもまだ暴力は暴力だ…と言う人がいるかも知れません

しかし、アメリカがバックについていて、事実上、国際的な制裁からまったく無縁の世界で

(→どんなに違法行為を行っても、国際社会から罰せられることも制裁されることもない安心感のもとで)

パレスチナ占領を永続化させ、占領地を侵奪し、占領地のパレスチナ住民の尊厳と命を日々脅かす、

イスラエルという国家に対して、「平和的な手段」で対抗する術(→それも、現実的に彼らの蛮行を

やめさせることの出来る術です)があるというなら、ぼくもそれを是非知りたいと思います


パレスチナ人の「抵抗」は、人を踏みにじる人間が平和に生存する権利などないのだ…ということを

現状を肯定する一部ユダヤ人に知らしめる行為であり、

イスラエル国家にはパレスチナ人に抵抗される「理由」があるとぼくは考えます


今回のエントリーでは、個別の事件を挙げてイスラエルの「蛮行」を非難することは控えますけど

国際法を無視して占領地に居座り、居住民の尊厳と命を傷つけ続けるイスラエルという国家の非道と、

それをかばい続けるアメリカを思うたびに、ぼくは頭がよじれそうになります


誰が見たって酷い行いをなんで国際社会が正せないのか、ぼくは昔から不思議でなりません

南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)は、現地のアフリカ系市民のねばり強い闘争と

国際社会からの圧力で、武力行使をせずとも正せたやないですか


それやのに、なんでイスラエルの蛮行を国際社会が止められないのか…

それはひとえに、アメリカのせい…ということになると思いますけど

いくらアメリカが超大国とはいえ、他国が一致団結して行動すれば

アメリカ-イスラエルという二国間連合を負かすこともできるやないですか

(→これは何も、武力行使という意味ではなく、南アのときと同じく「経済制裁」という意味です)


いくらアメリカが怖いって言うたかて、限度があるやろ…

ぼくは日本に対しても、そして、それ以外の国に対してもそう思わずにはいられません。。。




このエントリーは、素人のぼくが焦りながらまとめたもんですので

かなり大ざっぱな説明であるし、もしかすると、(意図しない)「事実の誤認」が含まれてるかも知れません

ですので、もしそういう点を見つけられた方がいらっしゃいましたら、

ご指摘して頂ければ幸いです


また、過去から現在に至るまでのイスラエルの具体的蛮行についてまったく書かなかったことを

歯がゆいと感じられた方もいらっしゃるかも知れませんが

それをここで挙げていくと、それこそ「キリがない」話になってしまいますので

今回は、触れないでおきました


転載元: 大阪弁で世情を語る

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