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太宰治の次女で小説「火の山-山猿記」などで知られる作家、津島佑子さんが死去

category - 文学
2016/ 02/ 18
                 


作家の太宰治の次女で、(つしま・ゆうこ、本名・里子=さとこ)さんが18日午後4時10分、肺がんのため死去した。68歳。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は長女、香以(かい)さん。

 昭和22年、東京に生まれた。白百合女子大在学中から同人誌に小説を発表し、卒業後の昭和46年に初の作品集「謝肉祭」を刊行。自らの結婚、出産、離別を経験する中、「光の領分」「寵児」をはじめとする自立した女性の生き方を描く小説を送り出した。母方の実家をモデルに日本の近代を見つめた「火の山-山猿記」は谷崎潤一郎賞と野間文芸賞を受賞し、後にNHK連続テレビ小説「純情きらり」の原案に。現代文学の先端を走り続け、ほかにも女流文学賞や読売文学賞など多くの賞を受けた。平成25年には東日本大震災と福島の原発事故を受けて書いた小説「ヤマネコ・ドーム」が話題となった。

 作品は海外でも評価が高く、アジアの文学者らとも交流を深めてきた。

 作家の太田治子さんは異母妹。







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