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終わりの始まりか? 今後の「暴力団」。

暴力団「終わりの始まり」か? 山口組ナンバー2「控訴棄却」の重大な意味/伊藤 博敏

現代ビジネス 2月20日(木)8時5分配信
*** 裁かれた「弘道会方式」の管理体制 ***
「主文 控訴を棄却する」

森岡安弘裁判長は、開廷直後にこう告げた。2月19日、大阪高裁1003号法廷で下されたこの判決は、山口組の今後を左右する重大なものだった。控訴棄却で原審の京都地裁の判決が確定した。懲役6年――。

高山被告は上告。最高裁で争われることになるが、最高裁は憲法違反や重大な事実誤認があった場合にのみ審理をし、事実関係を精査することはないので、懲役6年が確定。遅くとも1年以内に収監される可能性が高い。

若頭不在の組運営が、これまでにもなかったわけではないが、6代目山口組は、司忍(本名・篠田建市)組長の襲名直後の長期服役(2005年12月~11年4月)という事態もあって、高山被告の上意下達で離反を許さない厳しい管理体制が確立。それが、改正暴対法や暴排条例などで、捜査・行政当局が行う徹底的な締め付けへの対抗手段となっていた。

高山被告の統治は、同被告の出身母体である名古屋の弘道会の名を取って「弘道会方式」と呼ばれるが、大阪高裁で争われた恐喝事件は、結局、弘道会方式の是非が問われた。

恐喝事件を振り返ってみよう。

発端は05年3月、山口組系淡海一家の高山義友希総長(同じ恐喝事件で懲役8年の実刑判決)が、京都の建設会社経営者に「滋賀県で何か仕事をしているか」と、かけてきた一本の電話だった。滋賀県は淡海一家の縄張り。「仕事をするなら挨拶しろ! 」という警告だった。

05年10月、「カシラに会って欲しい」という連絡を受けた建設会社経営者は、京都市内の料理屋で、高山清司若頭を交えて高山義友希総長らと面談した。その際、高山若頭が発した「よろしく頼む」のひとことが、恐喝にあたるかどうかが問われた。05年12月から06年12月までの間に、上田氏から高山総長サイドに、3回、計4000万円が渡されていた。



検察側は、「経営者証言」を信頼するに値するとして恐喝事件の構図を組み立て、高山若頭の弁護団は、「信用がおけない」として無罪を主張した。京都地裁と大阪高裁は、検察側の主張を認め、細かい事実関係にこだわらなかった。要は、暴力団という縦社会のなかで、それまで面識のなかった「上位の幹部」との会食を強要し、「よろしく頼む」という言葉がかけられ、金銭が動いた事実があれば、それは「犯罪である」という判断である。


*** 「おおらかだった」五代目時代懐かしむ声も ***
問われているのは恐喝だが、今回の地裁、高裁の判決は、暴力団総体に影響を及ぼすものだ。司組長の服役は、ボディーガードが持っていた拳銃所持の共謀共同正犯に問われたことによる。暴力団トップは、拳銃からみかじめ料まで、部下の犯した犯罪行為の責任を、すべて負わねばならないことになった。

高山被告は、警察に情報を売らず、付き合わず、事務所に入れないという「三ない主義」を含む弘道会方式で、情報統制された強固な組織を目指している。裁判所は、そうした強圧的な暴力団の在り方を許さなかった。

では、高山若頭は在り方を変えるのか。弘道会元幹部は、「高山さんが変わることはない」と、明確に否定した。

「警察や対立する組織には徹底的に厳しく、懲役に行った若い者の面倒は残された家族も含めて徹底的に見るという信賞必罰は、あの人が弘道会の若頭になった20年以上前から続けている。情報戦を仕掛けて優位に立つのも、水や雑貨やたばこといった物品を買わせ、配下に上納精神を叩き込むのもそう。長年、弘道会若頭として続けてきたことを、山口組若頭になっても続けているだけ。変えるつもりはないし、変えようもない」

ただ、直参の組長に、ウイークデーは神戸の山口組本部に詰めさせて自由度を奪い、監視を徹底して本部批判を許さず、博奕禁止令を出して勝手に遊ばせず、「今後の山口組」についての建設的なレポートを書かせるなど、管理色の強い高山若頭の手法に、息苦しさを感じる直参は少なくない。引退した山口組元幹部が、現場の声を代弁する。

「あれするな、これするな、でもカネは持ってこい、というわけで上納金の金額は上がり、月85万円になっています。しのぎは年々厳しくなり、暴排条例で企業はもちろん、風俗の連中や飲み屋までみかじめ料を出さなくなっているなかで、どうやって食っていけというのか…というのが現役の本音でしょう。おおらかだった五代目時代を懐かしく思っている連中が少なくありません」




*** 1年で3000人脱落、3万人切った山口組 ***
16年にわたって山口組に君臨、12年12月に亡くなった渡辺芳則五代目の時代は、金融、不動産、建設、土木、解体、運輸、興行、風俗、飲食といった業界に、暴力団が堂々と進出、バブルの熱気が冷めやらないなか、しこたま儲けた時代だった。経営するのは本人ではなく親族か企業舎弟だったが、暴力団の事業は「正業」として認められていた。

一般社会と融和するのはもちろん、幹部は警察ともそれなりのパイプを持ち、情報交換をしてきた。日本全国に山口組は進出しているが、各地域には、地元組織はもちろん土地柄というものがある。五代目時代は、それを尊重した。抗争になれば別だが、山口組のルールを押し付けることはなかった。

1995年の阪神大震災の時には、五代目は自ら救援ボランティアの陣頭指揮を取り、近隣の住民が本家の井戸水を自由に汲めるようにし、毛布、衣料、食料などの提供を続けた。92年施行の暴力団対策法は「人権を無視するもので憲法違反」だとして行政訴訟を起こしていたが、震災の混乱を機に、「それどころではない」と、訴訟を下ろしている。

宅見勝若頭殺人事件の処理をめぐって、晩年は「中野太郎・中野会会長の殺人指令を?黙認?していたのではないか」として、評価を落とすような局面もあったが、05年7月の引退まで、総じて渡辺五代目時代の山口組は、暴力団の対面を保ち、予備軍があこがれるだけのカネがあり、警察も社会もその存在を容認する?いい時代?だった。

その時代は去り、対決の歴史を刻む六代目時代となり、関西を中心に五代目時代への回帰を口にする山口組関係者は少なくないが、前述の弘道会元幹部の弁にあるように、弘道会方式は変わらない。

むしろ高山若頭は、自分の長期不在を想定、昨年9月の段階で弘道会を竹内照明若頭に譲り、自らは総裁に就任。さらに10月の山口組幹部会で竹内弘道会三代目を山口組直参にした。今回の判決を受けて、竹内弘道会三代目を山口組若頭補佐に抜擢、司六代目を名古屋で支える体制を継続するのではないか、といわれている。



企業の内規である暴排条項や行政の暴排条例によって、暴力団は銀行口座を持てず、生保に加入できず、不動産賃貸を断られる存在となった。暴対法で失われたのは人権だったが、今は、生存権や生活権まで奪われている。

六代目体制は、その強圧を厳しい内部規律で乗り切ろうとしているが、脱落者が相次ぎ、12年末までの1年間で、山口組構成員と準構成員の数は3000人減って、2万7700人となった。この傾向は今後も続き、少数精鋭といえば聞こえはいいが、要は「暴力団、終わりの始まり」である。

2月19日の判決は、その弔鐘となるのかも知れない。
最終更新:2月20日(木)8時5分




転載元: nk8**6eのブログ

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